家づくり相談室の建築実例~前橋市S様邸

家づくり相談室の施工例。前橋市S様邸の外観。

前橋市内に完成した、白い壁とゆったりしたウッドデッキが印象的なS邸。
外まで一体となった開放的な住まいを求めたご家族の希望を叶えたのは、自然の力を活用した家を提供しているエアムーブ住宅。
これからどのような暮らしがはじまるのでしょうか。

順調に進んだ家づくり

S様ご夫婦が「家づくり相談室」を訪れたのは、2020年夏のことでした。
分譲マンションで暮らしていたご家族でしたが、庭のある戸建て住宅への憧れがあったこと、子どもたちの成長によって手狭になってきたことなど、いくつかの条件が重なって、家づくりを決意したそうです。

家への希望やどのような暮らしをしたいかなど、雑談も交えながらじっくりお話をうかがって、編集部がS様にご提案した建築会社のうちの1社がエアムーブ住宅でした。
完成見学会などにも足を運び、最初の訪問から季節が移り変わる前に、エアムーブ住宅に依頼することを決めました。

土地探しも思いのほかスムーズに進みました。
希望するエリアが限定されていたこともあって、編集部としては時間がかかることを想定していました。「群馬の家」の取材では、土地探しが難航して家づくりに時間がかかったというお話を聞くことも少なくないためです。

このように順調に進んでいったこと、さらに新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増えたことで、家づくりに集中する時間を作りやすかったということもあったようで、秋にはプランも固まって本契約を結び、冬には着工という運びになりました。

内と外が繋がる開放的な住まい

2021年春、S様ご家族の要望を叶えた家が完成し、完成見学会が開かれることになりました。コロナ禍以降、見学会は完全予約制が定着しています。見学できる組数が限られることもあって、編集部は前日の開催準備中にお邪魔させていただきました。
さらに、2021年9月1日に発売した住宅専門誌「群馬の家」の建築実例記事としても取材させていただきました。

中は漆喰の塗り壁とオークの床に包まれた、心地いい空気感のすっきりしたデザイン。吹き抜けの開放感あふれるリビングには、大きな窓から光が降り注ぎ、夜には中から星も見えるそうです。

吹き抜けの上にはワーススペースを設けました。そこからリビングに視線を落とすと、その先にはフラットに繋がるウッドデッキまで見渡せます。

デッキにはタープを張って、椅子とテーブルも設置。朝にはコーヒーを味わい、季候が良い日にはそこで仕事をすることもあるそうです。

思い描いていた暮らしを見事に実現したS様邸。
編集部としても一から関わらせていただいて、さらに本誌にも掲載させていただけけた、非常に思い出深いケースとなりました。

こだわった庭の整備も順調に進んでいるようです。これから1~2年経って木々が育ってくるとさらに雰囲気が良くなり、S様の理想にますます近づくことでしょう。その頃に改めて見学させていただきたいものです。その日が来ることを今から楽しみにしています。