「施工例紹介」~ランドリールーム~

ここ数年、「群馬の家」の施工実例取材で、ランドリールームのある家が増えているように感じています。共働きのご家族が多く、洗濯物を外に干しておきたくない、洗濯が夜間になるといったことが主な理由です。

これから家づくりを進めるにあたって、検討してみてはいかがでしょうか。参考までに「群馬の家」で取材した施工例を紹介します。


WOODYPLACE設計事務所のM邸。南向きの庭に面して日当たりが良く、すぐに外に干せる配置になっています。隣には洗面脱衣室があり、洗濯機はそちらにあります。造作棚にはアイロン台も備えていて、干す→アイロン掛けが一部屋で済みます。

「木と漆喰の家」ケイハウス、N邸のランドリールーム。木のぬくもりに満ちた空間に、大容量の造作棚を備えています。N邸は4人家族でしたが十分な広さを確保していると言えるでしょう。

守屋建設のO邸は、クロゼットと一体となった広々としたランドリールームを用意。乾いたものをハンガーのままクロゼットに掛けられるので、時短になります。こちらは1階の浴室のそば。2階にはWICも備えています。

「杜のイエ」八木建設のY邸のランドリールーム。奥に見えるのは中庭からの日差しが十分に入るため、明るく清潔感のある空間に仕上がっています。多目的に使える作業スペースもありますので、使い勝手が良さそうです。


昔は日照時間が短い地域などで採用されていたランドリースペースですが、ライフスタイルの変化に伴って群馬でも増えています。また、間取りの工夫で洗面脱衣室やWICの近くに設置して、さらに家事の時短を図っているケースもあります。新しい家でどのような暮らしをしたいか、想像を巡らせながらシミュレーションしてみるのもオススメです。

「家づくり相談室」には、住宅専門誌「群馬の家」の取材を通して多くの施工例を見てきたノウハウがあります。家づくりで後悔しないためのお役に立てるかもしれませんので、編集部までお問い合わせください。